生活習慣病
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1.肝・腎
昔から非常に大切なことの表現に“肝腎要”という言葉があります。
この言葉は身体の中で肝臓と腎臓は書くことのできない重要な臓器ということからきているものです。
そして、この肝・腎臓は働きも複雑で、それに対する負担も大きいので丈夫に作られています。
しかし、少しの障害には無理がきいても複雑な臓器だけに病気にかかるとその治療は困難になってしまいます。
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肝臓の病気
・急性肝炎
・慢性肝炎
・肝硬変
・胆石症 など
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腎臓の病気
・急性腎炎
・慢性腎炎
・ネフローゼ症候群
・腎硬化症 など
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ワンポイントアドバイス
肝臓と腎臓は互いに助け合っています。
【両方によい養生法】
・充分な休養と睡眠をとることで血流をよくし、自然治癒力を湧かす。
・落ちついた気持ちが回復を早めます
・食養生としては症状に応じた食事内容を無理なく続ける事が大切です。
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2.糖尿病
糖尿病は体質の遺伝が主な原因と考えられていますが、それとともに、次のような環境因子が関与して起こります。
・肥満 ・過食 ・運動不足 ・精神的ストレス
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この状態を続けると…
・多尿 ・体重減少 ・口渇/多飲 などが発生します。
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この状態を放っておくと…
| 網膜症 | ものが見えにくい、メガネがあわなくなる |
| 神経障害 | 手足がしびれる、筋力が低下する |
| 腎臓障害 | だるい、疲れやすい |
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ワンポイントアドバイス
糖尿病の方は食事に注意をしているでしょう。でも、それに加え、気の養生や運動も大切です。精神的ストレスや肉体的疲労は溜めない様に！
・規則正しい生活をする
・睡眠、休養を充分にとる
・趣味や娯楽での気分転換を取り入れる
・適度な運動をする
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3.高血圧
高齢化社会で生活習慣病がクローズアップされるようになりました。
そして、この生活習慣病と切っても切れないのが高血圧です。
中高年になれば誰もが自分の血圧が気になってきます。
しかし、血圧が高いといわれても「年をとったのだから、高血圧になるのも仕方ない」と思っている人も多いようです。
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高血圧の症状
・頭痛、頭重
・不眠
・めまい
・手足のしびれ など
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ワンポイントアドバイス
血圧は季節、時間などによっても違います。寒暖の差に要注意！イライラ防止、ストレス要注意！高血圧状態が起こり易くなります。
・食べ過ぎ、肥え過ぎ
・濃い味、食塩（天然塩は除く）
・動物性脂肪（肉、乳製品、卵等）
・タバコの吸い過ぎ
血圧安定のために注意しましょう。
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